キャリア図鑑

石上理彩子|クリエイティブディレクター(ジュエリー)

Q1:現在の職業を教えてください
A1:クリエイティブディレクター(ジュエリー)

Q2:それはどのようなお仕事ですか?
A2:ジュエリーデザイン、広告やイメージ戦略、ショップ展開など

Q3:ご所属の会社、部署およびブランドを教えてください
A3:moil

Q4:そのお仕事を決めたきっかけまたは、理由を教えてください
A4:大学生の頃からいつか自身のアパレルブランドを立ち上げようと思っていました。女子美を卒業して8年が経ち、社会人経験もし自分にとって良いタイミングだった2017年にブランドを立ち上げました。でも洋服ではなく私の初めの選択はジュエリーブランドでした。その理由の一つには今後受け継がれてゆく、より再生可能なものを作ろうと思った時に、ジュエリーは親から子へと受け継がれていて、サイズも直せて、磨き直しもできて、また溶かして新しいジュエリーを作ることもできる。そんなところに魅力を感じて始めたのがきっかけです。いつか洋服もやりたいと心に秘めています。

Q5:女子美術大学を選んだ理由を教えてください
A5:専門学校じゃない美大ならではの自由なファッションを求めて選びました。2年生の前期に好きなシャツを作るという課題がありました。コンセプトは自由でした。私は”可愛いシャツ”を作りました。講評会でまず先生に突っ込まれました。可愛いって何?と。私は上手い答えが見つからなかったし、当時は表層の部分の見た目が可愛いしか考えていなかったのです。私は固定概念を突き破る自由なファッションを求めて美大に来たのに固定概念に雁字搦めだったのです。そこからものづくりのコンセプト力を学んでいく良い機会になったのを今でも覚えています。

Q6:大学時代に力を注いでいたこと、夢を叶えるために実践してきたことを教えてください
A6:とにかく朝から晩まで学校で制作していました。学校が本当に楽しかったし、もっと吸収したい、もっと勉強したい、突き詰めたい!という気持ちでいっぱいでした。そしていつか自分のブランドをやりたいと思っていたので、大学2年の時に留学を視野に入れてそれに向けてコツコツ準備を進めていました。語学だったり、ビザの準備だったり、学校の情報だったり、今ほど容易に海外の情報が入ってこない世の中だったのでとにかく調べましたし、アルバイトでお金を貯めて、春休みにロンドン、パリ、ミラノと3カ国を周って自分に合う環境はどこか見に行きました。私はパリが一番自分にしっくりきた国だったのでそこに決めました。

Q7:後輩へのメッセージをお願いします
A7:アクションを起こさないとリアクションは返ってこない!
これが私が常に意識して掲げている人生のテーマです。

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